月別アーカイブ: 2015年2月

初めてのスキューバ体験

初めてスキューバダイビングを体験したのはバリ島でした。

生まれて初めての海外旅行でスキューバを体験するなんて、大胆だったな、と思います。

バリ島は日本人観光客が多いせいもあって、説明はきちんと日本語でしてもらえましたが、何かあった時にちゃんと対応してもらえるのかな、と今なら思ってしまいます。

着替えや準備を済ませて、バリっぽいボートに乗ってダイビングスポットまで行き、初めてのダイビング。

海の中は色とりどりのものでキラキラしていました。

珊瑚やイソギンチャクが手の届く位置で見られ、水族館にいるような魚もたくさん。

慣れない耳抜きやゴーグルの水抜きを頑張りながら、30分程度、海の中の世界を楽しみました。

大きな魚や亀は見られませんでしたが、大満足のダイビング体験でした。

当日は旅行の疲れのせいか、少し風邪気味で、うまく水抜きができなかったのか、中耳炎っぽくなってしまい、その後またダイビング体験をしたり、ライセンスを取ったりすることはありませんでしたが、一緒にダイビング体験をした友達はその後の海外旅行でライセンスを取ったようです。

その後メキシコに行くことになり、有名なセノーテでもダイビングができると知り、ライセンスを取っておけば良かったとも思いました。

友達に聞いたところ、メキシコでできるセノーテダイビングやケーブダイビングは海とは違う魅力があって、とても素敵だったそうです。

今は子供が小さいので現実的ではありませんが、子供もダイビングを楽しめる年になったら一緒にダイビング体験をしてみたいな、と思っています。

いいダイビングスクール・ショップの選び方

ダイビングを行う際に欠かせないことがダイビングライセンスを取得することです。

そして、そのために欠かせないことがダイビングスクール・ショップに通うことです。

資格取得後にもお世話になることもあるでしょうから、ダイビングを始めるにあたってダイビングスクール・ショップの選択は非常に大事なことなのです。

では、どのような点でダイビングスクール・ショップを選択すればいいのでしょうか?

まずは、通いやすいところにあるかです。

ダイビングスクール・ショップに通うのは1回ではありません。

取得までには何度も通うことになりますから、遠くのところを選んでしまうと交通費や宿泊費がバカにならなくなります。

ですから、極力近いところを選ぶことは基本です。

そして、その実績・経験も大事でしょう。

できることならより質のいい講義を受けたいですよね。

ダイビングスクールにはランクがあります。

これはスキューバダイビングの教育機関であるPADIが認定しているもので、5段階存在しています。

最上位の5スター・ダイブセンターは特に優れているダイブセンターにしか与えられない資格なのでこの資格があるダイビングスクールは特に信頼ができます。

また、実際にコンタクトを取ってみて自分の話を良く聞いて真摯な対応をしてくれるかどうか、お店の雰囲気が自分に合っているかどうかといった点も注目しておきましょう。

こういったことを念頭に置いて自分に合ったダイビングスクール・ショップで資格取得をしましょう。

体験ダイビングをしてみよう!

スキューバダイビングを手っ取り早く楽しみたいのならまずは体験ダイビングをしてみましょう。

体験ダイビングは初めてダイビングをするという人をメインターゲットに各ダイビング施設が提供しているダイビングです。

この体験ダイビングの場合はダイビングライセンスを取得している必要はありません。

体験ダイビングの際にはインストラクターの人と一緒に潜って水中の世界を楽しみます。

通常のダイビングでは水深18mほどの深さまで潜るのが多いのですが、体験ダイビングで潜れる最大水深は12mまでと決められています。

所要時間は半日コース・1日コースと指定しているところが多いです。

場所は国内から海外のリゾートツアーに盛り込まれているイベントまで様々な方法で受けることが出来ます。

その内容も場所によって様々で、本格的な講習も含まれている場合もあれば、最低限の説明のみでとにかく水中を楽しむことに集中しているものもあります。

体験ダイビングの際にはダイビングスクール・ショップ、サービス内容によって多少の差はありますが、器材のレンタルも含めると大体8000円から15000円の費用がかかります。

インストラクターの人は参加者のレベルに合わせて潜ってくれるので安心して楽しむことができます。

多くの人はこの体験ダイビングを通じてそこでお世話になったダイビングスクールで本格的な講習を行うことが多いでしょうから、体験ダイビングといっても場所の選択は慎重に行いましょう。

ダイビングライセンス取得にかかる費用って?

スキューバダイビングをするために必要不可欠といっていいのがダイビングライセンスです。

日本では任意ではありますが、それでもほとんどのダイビング施設ではCカードの提示を求めていますし、外国では趣味の範囲であってもスキューバダイビングの際にはダイビングライセンスを持っていることが必須となっています。

では、ダイビングライセンスを取るためには一体どのような費用がかかるのでしょうか?

ダイビングライセンスを取得をする際に主に必要とされる費用には、講習費・テキストなどの教材の費用・ダイビング器材レンタル費用・ダイビング施設使用料・保険料・Cカード申請料があります。

それに加えて、ダイビングスクールに通うための交通費や住んでいる場所とダイビングスクールの立地によっては宿泊が必要となってくる場合もあります。

どの費用も場所によって価格には差があります。

しかし、多くのライセンス取得費用を説明しているサイトには講習費ぐらいしか書いておらず、他の費用は分からないという場合も多いです。

また、全体の費用を説明していたとしても安いプランだと上述の必要なもののうち何かが含まれていない場合もありますし、場所によってはダイビング器材を購入することが必須になっている場合もあります。

ちなみに、一番基本とされる水深18mのライセンスを取得するのに必要な費用は場所だけではなく、季節でも多少の変動はあるものの目安は5万円から10万円です。

そこを肝においていい取得場所を探しましょう。

グアムで出会った迫力の大物

私は今までに二度、海外でスキューバダイビングを体験したことがあります、そのうちの一つがグアムの”フィッシュアイ・マリンパーク”です。

観光名所として日本人にも有名な場所です。

ここは、300mもの長い桟橋が海中に伸びていて、海中展望台へとつながっています。

その展望台では螺旋階段を下りていくと、360度ぐるりと24枚のガラスがはめ込まれていて水中の様子を観察できるようになっています。

私はその場所でスキューバダイビングを楽しみました。

スキューバダイビングのライセンスは、国内だけでなく海外でも使用することができるので本当に便利です。

さて、このフィッシュアイですが、パンフレットによると「200種類もの魚が見られる」とのふれこみで、わくわくしながら潜りました。

実際に潜ってみると・・・・パンフレットの表現どおり、まるで龍宮城にいるかのような光景が広がっていました。

サンゴの群生の周りには宝石をちりばめたような小さな熱帯魚達。

黄色が鮮やかなチョウチョウウオやブルーに輝くスズメダイ、ベラやモンガラ。

細長い風船のはしっこだけを縛ったような不思議な形のヤガラも10匹以上が群れをなしています。

中でも圧巻だったのが、バラクーダです。

日本名では”オニカマス”ですが、”オニ”の名に恥じない大きな大きなカマスです。

水中をゆうゆうと泳いでいきます。

人を襲ったりすることもあるそうで、決して近づかないように言われていたので、ドキドキしながら動きを止めて観察しました。

私の今までのダイビング経験の中で1番の大物が、この時のバラクーダです。

今思い出してもまだどきどきします。

躍動感あふれる水中の世界

スキューバダイビングは私を別世界に連れて行ってくれます。

スキューバダイビングでなければ、水中の世界を満喫することはできません。

普段私達が食用としてスーパーなどで目にするイカやアジ、タイなど全ての魚たちが水中ではキラキラと輝いています。

水中では魚たちの躍動感あふれる美しさと、同時に弱肉強食の世界を垣間見ることができます。

普段珊瑚の中に住んでいる小さな魚やエビは、うかつにサンゴの外に出てしまうと、たちまち他の魚に狙われてしまいます。

「一瞬でも気を抜くと食べられてしまう。」そんな緊張感漂う人間模様ならぬ魚模様を垣間見ることができるのです。

例えばカワハギ。口がおちょぼ口でつき出ています。

以前は「ユーモラスな顔つきだな」と思っていましたが、水中でカワハギがえさを食べているところを見てからは、「なんて実用的なんだろう」と考えるようになりました。

彼らは垂直に降下してきて砂や岩の中のエサを食べるのです。

ところで私が今まで水中で出会った魚たちの中で、1番かわいらしいと思ったのは、クマノミのファミリーです。

イソギンチャクに住んでいて、お父さんとお母さん、それから小さな子供たちが3,4匹いました。

”ファインディング”そのものです。

あまりにもかわいらしくて、思わずそっと人差し指を近づけてしまいました。

すると、お父さんが私の指に近づいてきたのです。

「私に興味を持ってくれたのかな?」と思った瞬間、ガブリと噛まれてしまいました。

グローブ越しでしたが、思わず「イタタタ」と言ってしまうくらい力強い噛みっぷりでした。

さすが”ニモ”のお父さん、自分よりずっとずっと体の大きい人間にもひるまず立ち向かってくる勇敢さと家族愛に感動しました。

それと同時に、魚たちを怖がらせないように気を付けなければ、と反省もしました。

海中ポストから自分あての手紙

ダイバーにとっての楽しみは、海の中でいろんな珍しい生物と会えるというのが一つの楽しみであると思います。

日本では見ることのできない生物が世界の海にはたくさんいます。

しかし、日本でも珍しいものを見ることができるダイビングスポットはあります。

和歌山県の海には、郵便ポストがあります。

この郵便ポストは水深約10メートルの位置に設置されており、「世界一低いところにあるポスト」として、ギネスにも認定されています。

オブジェとして置いてあるのではなく、実際に郵便物を送ることができます。

毎日ダイバーが郵便物の回収をしており、通常の郵便物と同じ様に配達されます。

赤い円柱の郵便ポストは、近頃街中では見ることが出来なくなってきました。

この旧型のポストは全国から利用されなくなったものを受け入れ、使用しています。

ダイバーの手によって、使用されなくなったものを再利用し、ダイバーに人気のダイビングスポットにしてしまいました。

水深約10メートルという位置は、初めてダイビングをする人、ダイビングのライセンスを持っていない人でもインストラクターと一緒に潜ることのできる深さです。

ダイビングをしてみたいけどなかなか初めの一歩が踏み出せない方、少し興味がある方、このような面白いダイビングスポットから初めてみるのはいかがでしょうか。

初めてのダイビングで、海水の郵便ポストから自分宛に手紙を出すというのも、印象に残るダイビングになると思います。

スキューバダイビングで注意しておきたい事故!

スキューバダイビングを趣味として楽しんでいる人は今日かなり多くなっています。

中には、スキューバダイビングを楽しみたいがために引越をしたなんて人もいるほどです。

しかし、スキューバダイビングはちょっと油断していると事故を起こしてしまい、とんでもない事になってしまう可能性もあります。

そんな事にならないようにここでは、スキューバダイビングを行っている際に起こりうえる事故について改訂期待と思います。

まずは、ガス中毒です。

スキューバダイビングは空気の入ったタンクを利用して潜水するダイビング方法です。

しかし、もしも命にかかわるタンクの中に排気ガスが混入してしまっていたら・・・少しでも入ってくる空気に違和感を感じたらすぐに浮上しましょう。

それからエアー切れというものもあります。

これを起こさないようにするにはとにかく残圧計をこまめにチェックしておく事です。

50気圧未満になりそうだったらすぐに浮上するようにしましょう。

かといって、急浮上すると減圧症や肺の過膨張傷害の原因になるので、慎重に浮上する事が大事です。

また、専用のスーツを着用していてもときには低体温に見舞われたり、生物からの危害を受けてしまう事もあります。

露出の低いスーツを着る事やむやみに生物に触らない事は絶対です。

また、スキューバダイビングでは時には溺水が起こってしまう事があります。

ダイバーなら泳げるだろと思ってしまいがちですが中には十分な泳力がないのに潜っていたという人もいるのです。

まずは、ある程度は泳げるようになってから楽しむ事です。

スキューバダイビングで起こる可能性のある事故

スキューバダイビングは現在多くの人に楽しまれているマリンスポーツの1つとしてとても有名です。

しかし、スキューバダイビングは多くのスキューバダイビング施設ではCカードの提示を求められるという状況(日本はあくまでも任意ですが、外国では必須にしている国も存在しています。)からも察せられるように、僅かな油断によって大きな事故になってしまう可能性もあるダイビング方法です。

ここでは、そんなスキューバダイビングで起こりうえる事故について述べていきます。

まずは、スクイズです。

これは、体内の空隙などが水圧によって押しつぶされたり引っ張られたりすることを指します。

スクイズによって鼓膜が破れる可能性もあり、そうなってしまう前に耳抜きをしたりマスク周辺に痛みが起こる事を防ぐために鼻からマスク内に空気を送り込むことも行っていきます。

それから息を止めて浮上したことによって肺の過膨張傷害が起こることもあります。

これによって肺が破裂してしまう可能性があるので、スキューバダイビングをする際にはゆっくり深く呼吸し、絶対に息を止めない事が大事です。

他にも環境圧の低下により体内で組織や体液に溶けていた気体が気化して血管を閉塞させてしまう減圧症や、窒素の麻酔作用によってアルコールで酔ったのと似たような感覚を味わってしまう窒素酔い、酸素の分圧が一定範囲以上のガスを呼吸しつづけた際に発症してしまう可能性のある酸素中毒といったものがあります。

スキューバダイビングではCカードが必須

マリンレジャーとしては世界中で高い人気を誇るスキューバダイビング。

日本国内だけではなく世界中に数多くのダイビングスポットが存在し、地上では絶対に見ることが出来ない海中の神秘的な世界を、長時間に渡って楽しむことが出来ます。

さて、このスキューバダイビングをする上で欠かせない物の一つに、『Cカード』というライセンスがあります。

日本国内の法律では無くてもダイビングすること自体には問題がありませんが、機材のレンタルなどの際はほぼ必須となるので、実質的に必須とも言うべきカードです。

さらに海外ではCカードを所有しなければ潜ることすら出来ないというのも珍しくなく、海外の海を楽しみたいのであれば絶対に必要です。

Cカードを発行する団体というのは一箇所ではなく、世界中に数多くの団体があり、日本国内だけでもその数は30を超えると言われています。

そのため、世界的な統一基準としてWorld Recreational Scuba Training Councilという団体がRSTC基準という物を定め、それが現在の世界共通基準となっています。

日本でもこの基準に沿った形でCカードを発行している団体も多く、日本でライセンスを取れれば世界中の海でスキューバダイビングを楽しめるようになります。

このようにスキューバダイビングをする上では必要となるCカードですが、取得は難しいものではありません。

長くても3日~4日、海外では2日で講習を終わらせてカードを発行するのが一般的です。

費用は数万円かかりますが、スキューバダイビングの魅力はそれに見合うだけの価値があるのは間違いありませんから、マリンレジャーが好きならば絶対に持っておきたいライセンスです。