与那国島の海底遺跡へ行ってみたい

日本の南西諸島の最西端に浮かんで、台湾と接している沖縄の与那国島ですが、海底に注目が集まっているダイビングスポットがあります。

「与那国海底遺跡」と呼ばれている与那国島近海の海底地形は、今では世界中のダイバーが集まってくる、ダイビングの名所になっています。

海底にたどり着いたならば、そこには有史以前の人類が築いたかのように見える、巨大な神殿状の遺構が横たわっているのです。

与那国島の海底遺跡が最初に発見されたのは、1986年のことで、すでに30年も経過していることになります。

まるで人工的に加工したかのように見える階段状の全体像や、明らかに人間が昇降する専用の階段に見える形状。

「亀の岩」と呼ばれている、人工的に亀の形に加工したかに思わせる岩もあり、岩場を加工したような通路やトンネルもあり、人が穴を開けたような跡も見られます。

海底の周囲数百メートルに渡って、こうした魅力ある景色が残されています。

そうした景色の全てが、ダイビングを趣味とする人々を魅惑しています。

与那国島の海底遺跡でどうしてもダイビングをしてみたいと考えるのは、この海底遺跡が本当に人間が造ったものなのか、自然地形なのか、自身の目で見極めたいというのが、理由の一つです。

人工的なものであるならば、1万年以上前の人類が創り出した、文明の痕跡ということになります。

そして与那国島の青々としている美しい海底の風景を、この目で見たいという欲求が湧いてくるのです。

この海底遺跡で、海中を泳ぐウミガメや、マンボウなど大型の魚に出会った時にも、最高の瞬間となるに違いありません。

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