スキューバダイビングで起こる可能性のある事故

スキューバダイビングは現在多くの人に楽しまれているマリンスポーツの1つとしてとても有名です。

しかし、スキューバダイビングは多くのスキューバダイビング施設ではCカードの提示を求められるという状況(日本はあくまでも任意ですが、外国では必須にしている国も存在しています。)からも察せられるように、僅かな油断によって大きな事故になってしまう可能性もあるダイビング方法です。

ここでは、そんなスキューバダイビングで起こりうえる事故について述べていきます。

まずは、スクイズです。

これは、体内の空隙などが水圧によって押しつぶされたり引っ張られたりすることを指します。

スクイズによって鼓膜が破れる可能性もあり、そうなってしまう前に耳抜きをしたりマスク周辺に痛みが起こる事を防ぐために鼻からマスク内に空気を送り込むことも行っていきます。

それから息を止めて浮上したことによって肺の過膨張傷害が起こることもあります。

これによって肺が破裂してしまう可能性があるので、スキューバダイビングをする際にはゆっくり深く呼吸し、絶対に息を止めない事が大事です。

他にも環境圧の低下により体内で組織や体液に溶けていた気体が気化して血管を閉塞させてしまう減圧症や、窒素の麻酔作用によってアルコールで酔ったのと似たような感覚を味わってしまう窒素酔い、酸素の分圧が一定範囲以上のガスを呼吸しつづけた際に発症してしまう可能性のある酸素中毒といったものがあります。

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