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スキューバダイビングに必要な道具って?

スキューバダイビングは現在多くの芸能人も趣味で楽しんでいるという人が増加していて、自分の好きな芸能人が楽しそうにダイビングをしているのを見て興味を持っているという人も多いのではないでしょうか?

では、実際にスキューバダイビングをしようと思ったらどのような道具が必要になってくるのでしょうか。

まずは、Cカードの取得です。

たとえ趣味の範囲内でも多くのダイビング施設ではCカードの提示を求められる事がほとんどです。

Cカードはダイビング指導団体が実施している実技取得の講習を受ければ取得する事ができます。

その資格の取得以外に必要な道具としては以下の物が挙げられます。

まずは、スクーバ・タンクです。

スキューバダイビングは空気を詰めたタンクを利用してダイビングすることを指しています。

ですから、タンクはスキューバダイビングをする上で必要不可欠なのです。

そして、そのタンクの中に入っている空気を潜っている場所に適した圧力に調整してダイバーに供給するための調節装置であるレギュレーターや身体の保護の役割を果たすダイビングスーツ、浮力調整のBC、BCD、水中で物を見るためのマスク、水面・水中での移動しやすくするフィン、水面で顔を水につけたまま呼吸できるようにするスノーケル、深く潜れるようにするウェイトとウェイトを固定するウェイトベルト、タンク内の空気の残量を示す残圧計などといったものがあり、買う事も出来ますが、レンタルで利用する事も可能です。

スキューバダイビングとは?

現在多くの芸能人でもダイビングの資格を持っていてダイビングが趣味だという人、ダイビングを頻繁に楽しみたいがために引越をしたなんていう人も中には存在しています。

そんな、多くの人に愛されているスキューバダイビングとはそもそもどのようなものを指しているのでしょうか?

スキューバダイビングは空気を詰めたタンクを利用してダイビングをする方法を指しています。

よくTVでは、地上からホースで空気を供給して潜水している人を見かけることも多いですが、あれは送気式潜水(フーカー潜水)というまた違うダイビングの仕方です。

スキューバダイビングはスクーバダイビングとも呼ばれていて、その名前の由来はSelf Contained Underwater Breathing Apparatusの頭文字を取った物から来ています。

このスキューバダイビングは海事工事、水難救助、軍事などの仕事としてするものから上述した趣味でやっている人まで、幅広い人達が行っているダイビング方法なのです。

一般的に趣味の範囲内でやっているスキューバダイビングはレクリエーショナルダイビング、レクリエーショナルダイビングの範囲を超えたダイビングのことをテクニカルダイビング、作業潜水や調査潜水などの仕事としてのダイビングのことをコマーシャルダイビングといいます。

ダイビングをするためには趣味であってもCカードというダイビング指導団体が指導して技術習得をさせたことを証明するカードを持っていないとできません。

ダイビング指導団体はフランチャイズも含めたら様々なところにあるのでスキューバダイビングをするのならまずは資格取得から始めましょう。

危険性に見合う世界を楽しめるスキューバダイビング

スキューバダイビングは、マリンレジャーの中でも高い人気を誇るレジャーで、日本のみならず世界中で楽しまれています。

私達が普段生活する地上の世界とは全く違う、海中世界を楽しむことが出来るレジャーということで、一度体験すればその魅力に取り憑かれるということも珍しくありません。

スキューバダイビングは、酸素ボンベを背負って行うダイビングのことで、長時間の水中探索を可能とします。

アマチュアのダイバーであれば、最大で40メートル前後までの潜水が可能で、潜水可能時間は最大で3時間半程度とされています。

レジャーで行われるスキューバダイビングの場合、深度は20メートル前後で45分くらいが一般的です。

人気の高いスキューバダイビングですが、その危険性は他のマリンレジャーとは比べものにならないという一面があります。

深く潜れば窒素酔いや減圧症といったトラブルに見舞われやすくなり、そのトラブルによって命を落とすという人も珍しくありません。

レジャーで行われる難易度の低いダイビングであってもこのような事故は発生しているため、誰でもほんの少しの油断で命を落としかねないのです。

そうならないために、スキューバダイビングにはライセンスが必要となります。

正確に言えば、潜水自体にはライセンスは要らないのですが、機材の貸し出しなどにCカードというライセンスが必要となりますので、実質ライセンスは必須となるのです。

楽しむための準備が他のレジャーとは比べものになりませんが、それを十分挽回出来るような世界を楽しめるのがスキューバダイビングですので、一度は体験してみると良いのではないでしょうか。

初めてのスキューバダイビング

私が初めてスキューバダイビングの経験をしたのは、大学生の頃、友人と行った沖縄旅行でした。

もともと、私の水泳レベルは、体育で教えてもらったレベル。

かなづちではないものの水泳には、全く自信などありませんでした。

また、耳抜きが苦手で飛行機すら、毎回、耳の不快感を覚えるほどだったのです。

そんな私でしたが、一緒に旅行に行った友人の強い勧めもあり、思い切って初めてスキューバダイビングを楽しむ事にしたのです。

友人は何度も潜った経験の持ち主。

なので、順序良くウエットスーツに着替え準備を進めて行くのですが、初めての私にとっては、ウエットスーツを着ることすら一苦労だったのでした。

そして、私は初めてという事で、簡単な講習を受けてから潜る事に。

私が初めてのスキューバダイビングの場所に選んだ場所は、青の洞窟。

ここなら、初めての私でも気軽に潜る事ができ、また、素晴らしい場所だと友人に勧められたからでした。

そして、初めて潜った海の中は、想像以上に綺麗で、何とも言えないほど感動したのでした。

初めての私でしたが、友人やインストラクターに人が丁寧に指導してくれるため、何の不安もなく綺麗な青の洞窟で、スキューバダイビングを満喫する事ができたのです。

耳抜きの方も、それほど苦にすることなく楽しむ事ができ、また、私のような義務教育レベルの水泳でも十分に楽しむ事ができました。

それから、なかなかスキューバダイビングをするチャンスがありませんが、また、是非もう一度潜ってみたいと思っています。

ナポレオンフィッシュと泳いだ日

スキューバダイビングは、熱帯魚好きが高じて始めました。

父が始めた海水魚飼育で魚の美しさに目覚め、実際に海で生活している姿を見たくなり、沖縄へ旅行に行きました。

グラスボートで見る海中は非常に美しく、私を魅了しました。

もっと近くで彼らの姿を見たい、そんな思いがどんどん強くなり、スキューバダイビングを始めたのです。

そんな私には、一つの目標がありました。

それは、ナポレオンフィッシュと一緒に泳いでみたい、というものでした。

ナポレオンフィッシュというのは額から巨大なこぶが突き出ている、エメラルド色の大きな魚なのです。

こ私が小さい頃、テレビのドキュメンタリー番組で見たこの魚の大きさ、美しさは私の心を鷲づかみして離しませんでした。

ですから、スキューバダイビングをすると決めた際、自分の目標と決めていたのです。

いつの日か彼と一緒に海で泳ぎたい、と。

その機会は、思いがけない形で訪れました。

ライセンスを取得して二年目だったと思います。

南太平洋のトラック諸島へのダイビングツアーに参加したとき、昼食後にシュノーケリングをして遊んでいたのです。

その時、視界の隅で何か大きな魚が動くのを見つけました。

そちらに目を向けると、そこには体長1mほどのまだ若いナポレオンフィッシュが泳いでいたのです。

比較的深いとはいえ、浅瀬に来ることは非常に珍しいのです。

私はゆっくりと彼に近づきました。

1mほど横をゆっくりと併走しました。

あの時の感動は、今でも褪せることはありません。

10分ほどゆっくりと泳いだ後、彼は身をさんご礁の深くへと躍らせて去っていきました。

思わぬ形で、夢がかなってしまいましたが、未だに私は海へ潜り続けています。

もう一度、彼と泳ぐ為に。

トラウマ克服ダイビング

私は小さな時からスイミングスクールに通っており、泳ぐことが大好きでした。

ですがある日、川で泳いでいたところ、突然足がつって溺れてしまいました。

友人たちが助けてくれたおかげで今生きていますが、助からなかったらと思うと怖くなって、泳ぐことができなくなってしまいました。

暫くして「いつまでも泳げないままじゃ人生を楽しめない」と思い直して、会社に連休を申請して、沖縄のダイビングライセンスを取得するツアーを予約しました。

ツアーと言っても、ガイドなしなので、ホテルや航空券を代わりに手配してくださって、おまけにセット料金だったので、個人手配よりずっと安かったことを覚えています。

1人だったことも不安だったのですが、5月下旬というダイビングをする方があまり多くない季節だったからか、先生には、マンツーマンで教えていただくことができました。

また、私は最初、溺れたトラウマで顔を海につけることができなくて、時間を要しました。

無事に潜れた後も、海の深くに潜ってから、酸素タンクを着脱する訓練などをするので怖かったのですが、なんとか無事に課題をこなすことができました。

そして4日後には、無事にダイビングライセンスを取得できるまで泳げるようになり、私のトラウマ克服の旅は、終わりました。

家に帰ってしばらくしてから、友人たちと河原でキャンプをしました。

いつもならそばで皆が泳ぐのを見ていただけの私でしたが、もう怖さはなく、前のように素潜りをして、魚を見ることができました。

私の妹は、泳ぎが得意で、体験ダイビングですぐに潜れたと言っていましたが、私はもしも体験コースにしていたら、絶対に潜ることができませんでした。

私のように水が苦手な人こそ、体験ではなく、ダイバー免許をとるプランがオススメです。

スキューバダイビングに魅せられて

スキューバダイビングの魅力とはなんだろうか、と考えてみたとき、自分の中で出た答えは『未知との遭遇』でした。

私はこれまで200本ほど潜っています。

伊豆での海洋実習から始まり、沖縄やグァム、トラックなど太平洋のあちこちの海で潜って来ましたが、どこの場所でも新しい発見や出会いがありました。

例えば、グァムでダイビングをしたのは台風が去った直後でした。

台風で海の中もだいぶ荒れていた為、普段とは違う世界になっていました。

そして、それは同時に新しい出会いを提供してくれる場ともなったのです。

普段は砂やゴミで覆われてしまっている太平洋戦争の遺物が、台風の影響でその姿を現したのです。

私が見つけたのは、アメリカ軍が軍船の上から捨てたと思われる、コカ・コーラの瓶でした。

荒れた海中で砂で洗われたのでしょう、中もすっかりゴミがなくなって綺麗になった、傷だらけでもピカピカの瓶でした。

その時、引率として来ていたダイビングショップの人も見たことがないという、超レアものだったのです。

帰国後に調べてみると、太平洋戦時に確かに作られたもので、エンボス加工で浮き上がっている瓶の刻印には1944年製造の証拠である”44”という文字が読み取れたのです。

まさに戦時中の、マニアには垂涎もののお宝でした。

このようなことは本当に珍しいことですが、水族館や水槽でしか見れない魚が目の前を泳いでいく光景や、ナポレオンフィッシュと共に泳ぐ経験など、新しい出会いには枚挙の暇がありません。

今後も、新しい出会いを求めて、新しい海へと潜って行きたいと思っています。