スキューバダイビングと沖縄

スキューバダイビングを日本で行うなら、何処へ向かうのがよいでしょうか?

その答えは、日本の南端、沖縄です。

沖縄でスキューバダイビングを行う最大の利点は、何といってもその美しい海中の風景にあります。

透き通る海に、荒々しい自然が生み出した芸術的とも言える海底の地形、そして、そこで生きる鮮やかな生物たち。

沖縄はスキューバダイビングを行う者達を魅了しつづける魅力を秘めた海を持っています。

沖縄でダイビングを行うのなら、サンゴを見るべきでしょう。

サンゴは装飾品にも使われるほどの美しい物ですが、海中で生きているサンゴは装飾品となった後の姿とはまた違う美しさを見せています。

また、沖縄でスキューバダイビングを行う利点はそれだけではありません。

沖縄の海は他の日本の海に比べて赤道に近い位置に存在するので、年間を通して暖かい海となっています。

暖かい海でスキューバダイビングを行うと、体温の消費が少なく、比較的楽にスキューバダイビングを行うことができます。

この利点が最大限に生きるのは、日本の他のダイビングスポットではダイビングが行われにくくなる冬場にあります。

沖縄の海は冬になっても20度前後という温度なので、スキューバダイビングは可能です。

冬場に日本でスキューバダイビングは行えないかと考えている人は、是非、沖縄へと行きましょう。

冬場にスキューバダイビングを行う利点は、夏場と比べて観光客が減っているという点にあります。

落ち着いたスキューバダイビングを行いたいならば、冬場を狙いましょう。

スキューバではじめて見た「青」 一生忘れない…

私は、昔から体育の時間が大嫌いで運動オンチです。

そんな私でも楽しめたのがスキューバダイビングです。

沖縄県の宮古島を友人と2人で訪れ、生まれて初めて、スキューバダイビングを体験しました。

毎年旅行でいろんな場所を訪れますが、多分、見た海の中の「青」は一生忘れないでしょう。

体験は、よくある地元のマリンスポーツ体験の業者に申し込みました。

スキューバダイビングは難しそうとか、資格が必要とか、ハードルが高い印象をお持ちの方も多いと思います。

私もそうでした。運動神経も悪いし…でも、チャレンジしてみたら、意外と簡単でした。

当日はまず、港に集合してウエットスーツを借り着替えます。

下には水着を着ておきます。

そして小型船に乗り込み沖へ。

トイレ付きだったり、直射日光を避けられる屋根付きだったりする船だと、過ごしやすいと思います。

そしてポイントにつくと、教わりながらボンベを背負います。

私が一番つらかったのはここ。

ボンベが重いんです…背中から後ろに転びそうなくらい。

しかし海に入ってしまえば関係なくなるので、一瞬の辛抱です。

海に飛び込み、船から垂れている綱を握り、こぶしを1つずつ、下へ下へとずらしていき、ゆっくり沈んでいきます。

ボンベはインストラクターの方が調整してくれるので、私はただ沈んでいくだけ。

いよいよ、海の中の世界に突入です。

船の上から見る海もキラキラとして美しかったのですが、そこでみた海の「青」は、透明で、でも、深くて。

言葉にできない美しさでした。

そしてサンゴや大小さまざまの魚が迎えてくれるのです。

地上では絶対に見られない世界です。

水中で記念写真も撮ってもらい、大切にアルバムに挟んで見返しています。

いざ幻想世界へ

マリンスポーツの代表ともいわれるスキューバーダイビングですが、その魅力は何と言っても美しい海の中で、色とりどりな魚やサンゴを間近で鑑賞できることです。

そして重力から解放された浮遊感と、海水を通した光の淡いブルーの視界と光の揺らめき。

何とも幻想的な世界へ私たちを導いてくれます。

スキューバーダイビングは泳ぎが得意ではない方でも楽しめるスポーツでもあります。

もちろん得手不得手はあり、最初からほぼ自由に動き回れる方も居れば、体が浮いてしまいなかなか上手く潜ることができない方も居ます。

ですが、初心者には必ずライセンスを持った指導者が付き、安全に海中遊泳を楽しめるようにサポートをしてくれます。

ツアー会社やダイビングスクールの体験コースに申し込めば、ウエアや器具も借りられますし、装着のお手伝いもしてくれたりします。

一番最初の器具や用語の説明はちょっぴり退屈かも知れませんが、安全に楽しむ為には大切な行為です。

体験コースで楽しんだら、Cカード取得を目指してみるのも良いかと思います。

Cカードは一般的にはライセンスの呼び名で認識されているようですが、Cカードはあくまでも認定証であり、ライセンスですと免許証の意味になってしまうので、正しい表現とは言えません。

Cカードを取得すると、ある程度自由に水中へ潜ることが許されるので、ダイビングの楽しさを更に実感できるかと思います。

スクールによってCカード取得基準に差異があり、国内でのみ有効の場合もありますが、WRSTC正式加盟組織では世界基準を使用しているので外国でも有効な認定となります。

まずは気楽に体験ダイビングで海の魅力を味わってみませんか。

スキューバダイビングとライセンス

スキューバダイビングを行いたいと思って、スキューバダイビングで有名な海へ行ったとしましょう。

あなたは、すぐにその海でスキューバダイビングを行う事が出来るでしょうか?

残念ながら、そうはいきません。

スキューバダイビングを行うためを装備を手に入れるには、スキューバダイビングの『ライセンス』が必要になるのです。

何故、スキューバダイビングにライセンスが必要なのでしょうか?

それは、スキューバダイビングを行うためには、いくつものスキルの習熟が必要だからです。

例えば、予備知識もなしにスキューバダイビングを装備を装着することが可能でしょうか?

また、スキューバダイビング中に行うと危険なことや、トラブルが発生した際の注意などの知識を持っているでしょうか?

これらの知識や技術無しにスキューバダイビングを行う事は非常に危険な行為です。

このような事故を未然に防ぐために、スキューバダイビング用のライセンスは存在するのです。

このスキューバダイビング用のライセンスはCカードと呼ばれているもので、このライセンスを所持しているということはスキューバダイビングに必要なスキルを習熟したという証明になります。

これはダイビングを指導する団体が発行しているライセンスなので、法的には所持していない状態でスキューバダイビングを行っても違法にはなりません。

しかしながら、もしもライセンスで証明されるような知識なしでスキューバダイビングを行えば、自身だけではなく他のダイバーへも迷惑がかかるという問題もあるので、ライセンス無しでスキューバダイビング用の装備を購入しようとしても断られるでしょう。

また、海外ではライセンス無しで行うスキューバダイビングを行うと法的に訴えられる国もあるので、ライセンスは必ず取得しましょう。

たしかに、ライセンスを取得することは面倒なのかもしれません。

ですが、そのライセンスこそ、スキューバダイビングの世界への招待状なのです。

そのライセンスを手にした時、あなたのスキューバダイビング生活は本当に始まります。

リゾートダイバーで贅沢ダイビング!

私が初めてダイビングを経験したのはサイパンです。

エメラルドグリーンの海で、まずは体験ダイビングに挑戦しました。

開放的な南国の雰囲気で、水深一メートルほどの場所を潜りましたが、キラキラした小さな魚たちに感動しました。

魚との距離はすごく近くて、水族館では味わえない興奮です。

ショップの方にも勧められ、予定を変更して次の日は、スクーバダイビングの講習を受けることにしました。

前夜ホテルでテスト勉強し、プールでの講習、ラウラウビーチでの講習とスキルチェックの後、スクーバダイビングの認定をもらいました。

一年以内に追加講習を受ければ、オープンウォーターダイビングの資格にグレードアップできるとの事で、正月明けに南紀で講習を受けましたが、寒がりな私には、大変つらい講習となってしまいました。

サイパンでの明るい海が忘れられず、すぐにまたサイパンに行き、グロットなどを潜りました。

たったダイビング経験四本でのグロットは、無謀でした。

台風接近の中、スタッフ・熟練されたゲストさん方に支えられ、何とか潜りました。

タンクを背負って、あの長い階段を登るつらさは、今でも鮮明に覚えています。

でもやはり、リゾートダイビングは、温かいし快適だと、改めて思いました。

その後海外では、グアム・エジプトを潜りましたが、エジプト、シャム エル シークの海が、最もエキサイティングでした。

ボートからエントリーした途端に、いくつもの魚群に囲まれ、どこを見ていいのか、嬉しい悲鳴を上げてしまうほどです。

情勢が安定すれば、また行ってみたい海のひとつでもあります。

世界観も広がって楽しいスキューバダイビングの魅力

スキューバダイビングは海の中という非日常を体験することができるとても楽しいものです。

夏になるとスキューバダイビングに挑戦したくなる人も多いと思います。

スキューバダイビングの楽しいところは、同じように海に潜ってもその時の運によって出会える海の生物が違ったり、海によって違う魚に出会えることだと思います。

海によって違う世界が広がっているので、スキューバダイビングは飽きずに楽しむことができるマリンスポーツです。

スキューバダイビングを体験する前にはきちんとした知識を持つことや、インストラクターの話を聞くことがとても大切です。

危険な状況を避ければスキューバダイビングはとても魅力的なものですし、一度行けばきっとハマってしまうものだと思います。

スキューバダイビングが気に入ったら、ライセンスを取得することをお勧めします。

ライセンスを取得すれば、更に正しい知識を持ってスキューバダイビングを趣味として楽しむことができるようになります。

また、ダイビングスクールでは定期的にダイビングツアーを開催しています。

そのようなツアーに参加することで、スキューバダイビングという共通の趣味を持った友達を作ることもできます。

スキューバダイビングは行けば行く程、海が大好きになるものです。

普通に生活しているだけでは知ることのできなかった海の魅力に気付くことができ、自分自身の世界観や視野を広げることもできるので、スキューバダイビングに挑戦してみたいと考えている人は是非挑戦してみてください。

スキューバダイビングとは

スキューバダイビングは空気をタンクから補充して行うダイビング法で、一時間単位での潜水を可能にするダイビング法です。

長時間の潜水が可能なため、海や湖でダイビングを行う目的でスキューバダイビングを習得する人も多いです。

そこで、このスキューバダイビングを会得する上でいくつかの重要になる項目を説明していこうと思います。

このスキューバダイビングで一番重要となる技術は「呼吸法」です。

スキューバダイビングはタンクから補給される空気を肺までしっかりと届ける呼吸法を行わなければなりません。

そのため、スキューバダイビングを行う場合は、肺までしっかりと届く「深い呼吸」を行う必要があります。

また、水中ではタンク内の空気が文字通りの命綱となるために、タンク内の空気残量は常に把握しておく必要があります。

その次に重要になるのは「中性浮力」です。

この中性浮力とは、人体の重さと浮力を調整し、水と比重に合わせた浮力のことで、この中性浮力を維持することで、水中を格段に楽に移動することが可能になります。

この中性浮力の調整を行う事で、あのスキューバダイビングでよく見ることができる独特の水中での浮遊感を得る事ができるのです。

二つほど重要な言葉を説明してきましたが、次は始め方について説明をします。

さて、スキューバダイビングを始めたい場合は、どうすればいいのでしょうか?

スキューバダイビングを始めるには、まず講習を受けて知識を会得し、スキルを磨く必要があります。

スキューバダイビングの練習にはプールが利用され、危険性が少ない場所で練習を行うことが出来ます。

そして、これらの講習を乗り越えてライセンスを手にした時、あなたのスキューバダイビングは始まるのです。

初めてのスキューバ体験

初めてスキューバダイビングを体験したのはバリ島でした。

生まれて初めての海外旅行でスキューバを体験するなんて、大胆だったな、と思います。

バリ島は日本人観光客が多いせいもあって、説明はきちんと日本語でしてもらえましたが、何かあった時にちゃんと対応してもらえるのかな、と今なら思ってしまいます。

着替えや準備を済ませて、バリっぽいボートに乗ってダイビングスポットまで行き、初めてのダイビング。

海の中は色とりどりのものでキラキラしていました。

珊瑚やイソギンチャクが手の届く位置で見られ、水族館にいるような魚もたくさん。

慣れない耳抜きやゴーグルの水抜きを頑張りながら、30分程度、海の中の世界を楽しみました。

大きな魚や亀は見られませんでしたが、大満足のダイビング体験でした。

当日は旅行の疲れのせいか、少し風邪気味で、うまく水抜きができなかったのか、中耳炎っぽくなってしまい、その後またダイビング体験をしたり、ライセンスを取ったりすることはありませんでしたが、一緒にダイビング体験をした友達はその後の海外旅行でライセンスを取ったようです。

その後メキシコに行くことになり、有名なセノーテでもダイビングができると知り、ライセンスを取っておけば良かったとも思いました。

友達に聞いたところ、メキシコでできるセノーテダイビングやケーブダイビングは海とは違う魅力があって、とても素敵だったそうです。

今は子供が小さいので現実的ではありませんが、子供もダイビングを楽しめる年になったら一緒にダイビング体験をしてみたいな、と思っています。

いいダイビングスクール・ショップの選び方

ダイビングを行う際に欠かせないことがダイビングライセンスを取得することです。

そして、そのために欠かせないことがダイビングスクール・ショップに通うことです。

資格取得後にもお世話になることもあるでしょうから、ダイビングを始めるにあたってダイビングスクール・ショップの選択は非常に大事なことなのです。

では、どのような点でダイビングスクール・ショップを選択すればいいのでしょうか?

まずは、通いやすいところにあるかです。

ダイビングスクール・ショップに通うのは1回ではありません。

取得までには何度も通うことになりますから、遠くのところを選んでしまうと交通費や宿泊費がバカにならなくなります。

ですから、極力近いところを選ぶことは基本です。

そして、その実績・経験も大事でしょう。

できることならより質のいい講義を受けたいですよね。

ダイビングスクールにはランクがあります。

これはスキューバダイビングの教育機関であるPADIが認定しているもので、5段階存在しています。

最上位の5スター・ダイブセンターは特に優れているダイブセンターにしか与えられない資格なのでこの資格があるダイビングスクールは特に信頼ができます。

また、実際にコンタクトを取ってみて自分の話を良く聞いて真摯な対応をしてくれるかどうか、お店の雰囲気が自分に合っているかどうかといった点も注目しておきましょう。

こういったことを念頭に置いて自分に合ったダイビングスクール・ショップで資格取得をしましょう。

体験ダイビングをしてみよう!

スキューバダイビングを手っ取り早く楽しみたいのならまずは体験ダイビングをしてみましょう。

体験ダイビングは初めてダイビングをするという人をメインターゲットに各ダイビング施設が提供しているダイビングです。

この体験ダイビングの場合はダイビングライセンスを取得している必要はありません。

体験ダイビングの際にはインストラクターの人と一緒に潜って水中の世界を楽しみます。

通常のダイビングでは水深18mほどの深さまで潜るのが多いのですが、体験ダイビングで潜れる最大水深は12mまでと決められています。

所要時間は半日コース・1日コースと指定しているところが多いです。

場所は国内から海外のリゾートツアーに盛り込まれているイベントまで様々な方法で受けることが出来ます。

その内容も場所によって様々で、本格的な講習も含まれている場合もあれば、最低限の説明のみでとにかく水中を楽しむことに集中しているものもあります。

体験ダイビングの際にはダイビングスクール・ショップ、サービス内容によって多少の差はありますが、器材のレンタルも含めると大体8000円から15000円の費用がかかります。

インストラクターの人は参加者のレベルに合わせて潜ってくれるので安心して楽しむことができます。

多くの人はこの体験ダイビングを通じてそこでお世話になったダイビングスクールで本格的な講習を行うことが多いでしょうから、体験ダイビングといっても場所の選択は慎重に行いましょう。