スキューバダイビングのライセンスであるCカード。
このCカードを取得するにあたって気になることはいくつかあるでしょうが、中でも気になるのはどんなダイビングスクールなら安心できるのか、ということではないでしょうか。
実は絶対ではないものの、良いダイビングスクルールの見分け方というものは、存在します。
例えばCカード取得のための費用が50000円以下のところ、例えば受講費無料!
とか、そこまで安くなくても9800円とか15000円とかいったところは、必ずと言っていいほど裏があります。
つまり、あれこれ買うよう勧誘されたりあるいははっきりと買わされたりして、トータルすると非常に高くつくようになっているのです。
ダイビングライセンスを取得するまでの費用は一般に、教材費・プールの費用・海洋実習費・機材レンタル代・Cカード申請料などからなっており、このうちCカード申請料と教材費あわせて15000円くらいから20000円くらい、プールの費用が1日7000円くらい、海での実習費が1日5000円から7000円程度で実習はこれをおおむねの場合2日間、機材レンタル代はダイビングスクールによってばらつきはありますが大体において1日7000円から10000円程度、かかります。
これは各指導団体に於いておおむね共通しているところです。
自際にはインストラクターの人件費も必要ですし、海での実習の場合合宿になる場合もありますから、合宿費も必要です。
ですから50000円以下だと原価割れを起こしているし、50000円程度ならむしろ良心的でリーズナブルなのです。
もちろんこういう基本的な費用はきっちり戴いた上で、さらにあれこれ売りつけて来るダイビングスクールもあるでしょう。
ですからこの見分け方は、絶対ではありません。
しかし一つのチェックポイント、目安にはなると思います。
ダイビングは危険を伴う行為です。
安全と快適な潜りのためには、どうしてもある程度のお金は必要です。
しかし必要でないものを購入しなければならない訳ではありません。
Cカードを取得しようとする人の身になった、良心的なダイビングスクールを見極めること。
そこが大事なのです。