泳げなくても大丈夫!は本当かもしれません

スキューバダイビングをはじめようかな…と思っている方はよく聞くかもしれません。

「泳げなくても大丈夫ですよ」という、ダイビングショップやインストラクターの言葉を。

ですが私は、その言葉には懐疑的でした。

泳げない人や、溺れかけたトラウマがある人は、水への恐怖感があり、それはダイビングにとってはマイナスだからです。

でも水に対して恐怖感がある人ははじめからスキューバダイビングをしたいとは思わないでしょうから、そうした方々を除けば、泳げなくてもスキューバダイビングはアリです。

ウエットスーツ(ドライスーツならばなおさら)には浮力があるので、もし溺れたくても、決して溺れはしません。

そういう意味でも「泳げなくても大丈夫!」という言葉は嘘ではないのです。

いやむしろ、泳ぎや素潜りに自信がある人より、泳げない人のほうが、スキューバダイビングに向いているかもしれません。

というのも、泳ぎや素潜りに自信があった私は、はじめてのスキューバダイビングの時、その水中環境?水中感覚?

に慣れるのに苦労しました。

口に加えたレギュレーターから息を吸うのが苦手というか、怖いというか、吸うことに慣れず、水面に上がって息継ぎをしたくなるんです。

水中で息をこらえずに、空気を吸うことに抵抗があるわけです。

こうした感覚はあまり泳げない人のほうが、抵抗がなく、レギュレーターから空気が供給される感覚にすんなり慣れることができると思います。

逆に泳ぎが得意な人ほど、私は大丈夫!という過信がある場合があり木をつけてください。

ちなみに、息ごらえはスキューバダイビングには禁物です。

ときには肺を痛める原因にもなりますから。

そうしたことは学科でもきちんと習うとは思いますが、泳ぎが苦手な方も、泳ぎが得意な方も、スキューバダイビングは別物だと思って、それぞれのスタンスで楽しんでください。

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