はじめてのスキューバダイビングの思い出

私は海が大好きです。

海を眺めるたり、水族館で海の生き物を見たりすることが特に好きでした。

ただ、運動は得意なほうではありませんでしたので、泳ぐことはめったにありませんでした。

ある日、知人複数人と水族館にふらりと立ち寄る機会があり、そこで海好きの人と意気投合しました。

彼女はスキューバダイビングのライセンスを持っていて、スキューバダイビングの素晴らしさを教えてくれました。

海の中では無重力のような感覚でとても気持ちが良いということや、可愛い生き物に直接会いに行ける楽しさなどについてです。

私はその後すぐにスキューバダイビングの資格を取得しました。

初めてのダイブは緊張してなかなか沈むことができませんでしたが、リラックスすることを意識して再挑戦すると、そこは静かな海の中でした。

360度すべてが水槽になっている水族館へ下り立ったような気分でした。

上を見上げると、きらきらと太陽の日差しが注ぎ込んでいて、その美しさに感動しました。

自分の周りには小さな魚が気持ちよさげにすいすいと泳いでいきます。

まるで時が止まっているかのような静かで美しい空間でした。

ふわふわと海の中を進んでいくと、冒険に出かけた気分になりました。

日常とはかけ離れた景色が広がっていたからです。

広く広がる砂地、サンゴの森、イソギンチャクのじゅうたんの中を、宝物を探すかのように泳いでいくのは大変気持ちがいいものでした。

初めて潜った場所は、それほどダイビングスポットとして有名なところではありませんでした。

透明度も低めで、これといった見どころもありませんでした。

それでも私はスキューバダイビングの魅力のとりこになりました。

そしてこれからも、色々な海でスキューバダイビングを楽しみたいと思いました。

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